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西尾法人会について
開催日 平成26年2月6日

 西尾法人会吉良・幡豆支部、西尾労働基準協会吉良分会、西尾みなみ商工会共催の新春合同講演会がホテル丸十にて開かれた。講師に特別社会保険労務士の伴由紀子氏を迎え、「未然に防ごう労務トラブル」と題して、これまでにあったトラブル事例を紹介しながら明るく楽しい講演会となった。

 伴氏は講演で、「退社時に掃除を行うように指示したところ、仕事内容に掃除は含まれていないと拒否された」「命じていない残業を勝手に行っていた従業員に残業手当を支給しなかったところ、監督署に訴えられた」などの事例を紹介し、「トラブルを未然に防ぐためには、労働条件や職場ルールを明確化し、模範行動は褒め、問題行動は指導を徹底することで円満な労使関係が築ける。それが従業員のモチベーションアップ、企業の業務向上にもつながるのでは」と説明した。


開催日 平成26年1月27日

 西尾商工会議所2階ホールにて西尾商工会議所、西尾法人会共催の新春講演会が開催され、講師に朝日新聞社特別編集委員の星浩氏を迎えた。

 「どうなる安倍政権の行方~今後の政局を占う~」と題し、星氏は「アベノミクスがどうなるか、というのが最大の関心事」とし、安倍首相が掲げる「3本の矢」のうち、円安株高、財政出動については予想以上に的中したが、最後の成長戦略には手こずっていると説明。

 「構造改革を期待されていたが、雇用問題は先送りとなり、外国人投資家が期待するような効果が出ていない。賃金のベースアップがあれば景気が循環していくが、4月からの消費税増税ですぐに消費の加速には繋がらないのでは」として、4月以降の消費の冷え込みを予想した。

 外交については、安倍首相の靖国神社参拝の影響が大きく、アメリカからも「失望した」との意見が出たことに触れ、中・韓両国との首脳会談実現が難しいことなどを説明した。

 おわりに、「自民党には国民の声を謙虚に聞いてほしい。今年は国政選挙が少なそうだが、みんなで政治についてじっくり考える時期にして、民主主義の質を高めることが必要」と締めくくった。


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